電気柵では守りきれない!?そんな時はワイヤーメッシュ!!
みなさんこんにちは。
藤原農機 小林です。
当地の梅の収穫もいよいよ終盤を向かえて農家のみなさんラストスパートです。
連日の収穫作業おつかれ様です。
さて、今回のブログはその大切な収穫物を鳥獣害、特にイノシシや鹿から守るワイヤーメッシュのお話です。
ワイヤーメッシュとはなんぞやという方もいらっしゃるかと思いますますが、もともとワイヤーメッシュは建設用資材の一つで、丈夫な鋼線を縦横に溶接したものになります。
これを、最近では獣害侵入防止柵の一つとして多く利用しています。
最近はいろいろな種類のワイヤーメッシュが販売されていますが、イノシシや鹿の侵入を防ぐには,次のようなものをおすすめします。
・鋼線の太さは5mm以上、これより細いと簡単に曲げられる可能性があります。
・格子の大きさは15cm以下の角タイプ ⇒これより大きいとイノシシの幼獣などは入ってしまいます。
(イノシシは同じ面積であれば長方形の方に入ろうとする傾向があるようです。)
それでは、どんなふうに設置したらいいのでしょうか・・・
農業用パイプ支柱などを利用して2m程度の間隔で地面に十分打ち込みして、ワイヤーメッシュを針金でしっかりと固定します。
この時、下からの潜り込みを防ぐため、地面の下に隙間ができなようにします。
あと、設置のときに注意するには、ワイヤーメッシュには表裏があります。
ワイヤーメッシュは10cm程度重ねて設置し四方を囲み、縦のワイヤーが外側(鳥獣側)になるように設置しましょう。
横のワイヤーが手前にあると,イノシシなどが横のワイヤーを口でくわえて手前に引っ張って壊してしまう可能性があります。
また、鹿などは飛び越える可能性があるので、ワイヤーメッシュの上に獣害用ネットなどを張れば有効的です。
藤原農機ではその他、錆にくいメッキ仕様のワイヤーメッシュや小動物が入りにくい下の網目が細かなタイプ、また防獣用ネットや鳥獣害資材も各種取り扱いしていますのでお気軽にご相談ください。
また、自治体によっては補助金もうけられるようですので、その際はお見積もり作成もいたしますので何なりとご用命ください。
最後に、私事になりますが、6月30日をもちましていったん藤原農機を卒業いたします。
とっ言っても会社を去る訳ではないので、7月1日からも変わらずお店に居ますが(笑)
優秀な若いスタッフが皆様をお待ちしていますので、今後とも藤原農機を何卒よろしくお願いいたします。