梅の剪定シーズン開幕!剪定機は事前点検が大事です。
皆さん、こんにちは!
藤原農機の森本です。
そろそろ日中は半袖では肌寒くなってきましたね。
暑いのが苦手な僕はやっと涼しくなってくれて過ごしやすいです笑
早くもっと涼しくなれー笑
さて、みなべ町では秋から冬の間は梅の剪定シーズンが始まります。
大部分の方がエアーの剪定機、剪定鋏を使用して梅の不要な枝を朝から夕方までチョキチョキと剪定していきます。
エアー剪定機ってどんなもの?
梅の里、みなべ町の梅農家さんがよく使っている、基本的なエアー剪定セットはこういう感じですかね。
エアー剪定機+エアー鋏+エアーホース+ホース巻取り器の組み合わせ。
このセットで剪定されている方が多いと思います。
少し解説すると。
一番大きいオレンジと黒の横長の機械が「エンジンコンプレッサー」です。これで鋏を動かす圧縮空気を作ります。
コンプレッサーの右上にある、黒い枠に青いホースが巻かれているのが、「ホース巻取り機」と「エアホース」です。
コンプレッサーの圧縮空気を鋏に供給するためのホースですね。
一番下の細長い機械が、「エアー剪定鋏」です。レバーを握ると圧縮空気で鋏の刃が閉じる構造です。
写真のエアー鋏は高枝用のロングタイプですが、
こういう手鋏タイプのエアー鋏もあります。
エアータイプ以外にも人力や電動の剪定鋏はありますが、エアータイプが一番作業が早く、またパワーもあるので、みなべ町ではエアー剪定が主流なんですね。
エアー剪定機は事前点検が大事!
さて、このエアー剪定機ですが、長い人で1月以上は使用するので、大切になるのが事前点検です。
特にエアーコンプレッサーは1日中、朝から夕方までエンジン回しっぱなし。
それが1月以上続くわけですから、オイル交換などをおこたるとエンジンもしくはコンプレッサーの焼き付きが起こる可能性が大です。
なので、シーズン前のオイル交換(エンジン・コンプレッサー両方)、Vベルトの点検などは必須です。
エアー剪定機だけにかかわらず、どの機械でもそうなのですが使用前の事前点検はとても大事です。
たまにある事なのですが、エンジンが始動しないとお客様が修理に来店され、修理品のエンジンオイルを点検したらオイルがほとんど入っていない。(汗)
逆にエンジン始動してなくて良かったなと(笑)
これ普通にエンジン始動して使用しているとおそらくエンジンの焼き付きを起こしています。
(エンジン焼付きは修理代が高いですよ!)
大事なことなのでもう一度。
「事前点検は大事です!」
そこまで時間が無い場合でもエンジン始動の前にはエンジンオイルの点検だけはしとくべきだと思います。
それだけで不意な故障も減りますし、安心感もあるので覚えていて損は無いと思います!
事前点検やメンテナンスをすると、機械の機嫌も良くなり作業もはかどりますよ!
今回はこの辺りでそろそろ終了したいと思います!
それでは、また会う日まで~。