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エンジン焼付きで入庫したチェンソーを修理しました。

まいど! 藤原農機の東本です👍

急激に寒くなってきましたが🥶

これからが本格的に寒くなってくるのでみなさまご自愛くださいませ( ˘•ω•˘ )

 

最近の僕はと言うと、ありがたい事に12月は食事、飲みの誘いが毎日訪れるので中々お正月明けるまでは、身体が休まりません(-_-;)

 

あっ!もちろん仕事の方には支障は無いのでご安心下さい(; ・`д・´)

 

さて藤原農機ではこれから年末に向けて色々と忙しくなってきます。

大掃除はもちろん、年内に間に合わせて欲しいという修理も多くバタバタとしています。

 

持込修理はもちろん、出張修理も多い中、通販で購入いただいたお客様の修理もこちらで行っています。

 

地域のお客様とは違い、なかなか直接顔を合わす事は少ないですが、ウチを選んでくれてる以上は精一杯のパフォーマンスをお届けしたいと思っています。

 

本日は通販でご購入で修理依頼を頂いている分を少しお見せしたいと思います。

 

今回の修理依頼は「共立チェンソーCS252T」

修理依頼内容は、エンジンが始動しない。との事で・・・・・・・・原因を探って行くと、ピストン、シリンダーが焼いていました💦 

(分解した後だったので写真は無いですが)

 

それでは全分解して、部品を交換して行きます(・ω・)

 

 

何はなくともまずは分解&分解!

こういった小型のチェンソーはコンパクトにするために結構入り組んだ作りになっているので、分解する箇所も多くなります。

 

 

やっと外せたシリンダーとピストン。

こいつが焼き付きを起こして始動不良となっているので交換します。

焼け方を見る限りでは潤滑不足ですね。混合燃料のオイル比率が薄かったか、過回転か。

 

 

新品のシリンダーブロックはきれいですね。

クランクケースに新しいピストンとシリンダーブロックを組み付けてエンジン部分完成です。

これを分解したブレーム部分に組み込んでいきます。

 

 

組み付けた新しいシリンダーブロックを取り付けました。コンパクトな機械なので、フレームにエンジンがきっちり収まってます。

 

マフラーカバーとクラッチを組み付けました。

ここまで来るともう見慣れたチェンソーの形ですね。

続いて反対側のフライホイールとリコイルスターターも組み立てていきます。

 

 

フライホイールとイグニッションコイルを取り付けました。

意外と見落としがちですが、チェンソーはフライホイール周辺にも木くずがたまるので、エアブローしてきれいに清掃して組み付けます。

 

後はキャブレターを取り付けて完成です。

 

 

以上でかんせーーい👍

 

およその修理時間は状態にもよりますが部品の取り寄せに掛かる時間を除いて、作業自体は分解~交換~組立まで1時間ほどあれば出来上がります。

 

通販サイト「agriz」で購入された方も責任を持って直しますので、どうぞ安心してご購入ください(^^)

 

藤原農機の年末は12/29まで営業していますので、それまでに持ち込んで頂ければ、出来る限り当日にてお渡しできるように最善を尽くします。

(メーカーの年内営業が終了しているので、部品が取り寄せの修理は年明けでご勘弁ください・・・)

ご来店お待ちしています(^^)/

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